擦弦独奏楽器
サランギの音色は突き抜けるようで、泣いているようで、深く感情的で、少し掠れている。伝統的な金属弦(代わりにガット弦やナイロン弦が使用される)やフレットがないため、演奏者は指の腹ではなく爪の側面で弦を押さえることで、独特な微小音程のグリッサンドを生み出す。
ボディは広いネックを持つ木の一塊から削り出され、響板の下部はヤギ革で覆われている。楽器には3本の主弦と、その下を通る最大35〜40本の共鳴弦がある。
出現時期:~15〜16世紀
サランギはインドで最も表現力豊かな擦弦楽器とみなされている。その名前は「100の声音を持つ」というフレーズ(sau rangi)に由来すると言われており、その音色が人間の歌声のニュアンスを驚くほど正確に模倣するためである。歴史的に、サランギは古典声楽や舞踊の伴奏に使用されてきた。
系統樹の祖先: 古代の擦弦リュート