低音木管楽器
ファゴットの音は、低音域では濃厚で、唸るようで、密度が高く、中音域では艶消しの気高い響きとなり、高音域では緊張感と切なさを帯びる。ストラヴィンスキーは古代の大地の目覚めを表現するために、『春の祭典』の中で高音域のファゴットのソロを使用した。
演奏者が持ちやすいようにU字型に二つ折りにされた長い木製の管(約2.5メートル)。そこにダブルリードが付いた湾曲した金属管(ボーカル)が取り付けられる。
出現時期:~16世紀(ボンバードの進化から)
ファゴット(イタリア語の fagotto — 「薪の束」に由来)は、木管楽器の低音を受け持つ代表格である。その名前は、薪の束を連想させる特徴的な二つ折りの構造に由来している。オーケストラの中で、ファゴットは万能な役割を果たす。滑稽でぎこちない音を出すこともできれば、深く悲劇的な音を奏でることもできる。
系統樹の祖先: ダブルリード管